本日は平成20年式日野デュトロのリアブレーキの修理でお預かりしました。
お客様から「ブレーキ踏むとキーキー音がするんだよね~パッド無いのかな?」なんて言われ
「そうですね。ばらしてみてパッド無かったら交換させていただきます」と伝え乗って帰ってきました。
走行中ブレーキを踏むと・・・すごい音するな~嫌な予感が・・・・・
予感的中~・・・・リアのディスクパッドが無くなって脱落してます・・・・・
そしてブレーキキャリパーのピストンが当たってローターまで削っています
右が削れたローターです。
ちょっとここまでピストンもローターも削ってしまった例はトラックでは久しぶりに見ました・・・・・
お客様に「ブレーキのキーキー音はいつからしました?」と聞くと「半年位前からかな?でもすごい音になったのはここ1週間位前からだよ」と・・・
半年前ならブレーキパッドの交換だけで済んだのに・・・・・
「そお言えば去年車検に出した時リアディスクパッド減ってきて1年は持たないから交換して下さいと言われたよ」と
「なぜその時に交換しなかったの?」
「金額聞いたら高かったので~トラックも代替えの予定で発注してあったし下取りに出すからいいやと断った」と
「・・・・・・・」
結果ローターは新品 キャリパーはO/Hで修理させていただきましたが・・・・・
車検を受けた整備工場さんの言うことをちゃんと聞いてれば・・・・
安物買いの・・・・・・なんとかになっちゃいましたね
ブレーキ等は重要保安部品なので甘く見ると事故につながります・・・・
事故にはならなかったものの本当に怖い話ですね
車検でたとえあと1・2ヶ月しか乗らない車でも整備工場さんの言うことは
ちゃんと聞き入れましょうね